2025/04/19

大学が休みで実家に帰省した“俺”は、兄が仕事で不在の平日午後、義姉と二人きりになる。
ソファに座る義姉の足元に目をやると、白い靴下がゆるくずり落ちていて――。
「あ、ごめん、だらしない足してるよね」
「……好き、です」
「え?」
「あ、いや、あの、靴下……好きなんです、白いやつ…」
義姉の口元がふっと緩む。
「ふふ…ちょっと変わってるね、〇〇くん」
──ここから始まる、じわじわ攻めてくる白ソックス密室プレイ。
🧦白ソックスフェチ × 人妻シリーズ
『白い足先に触れたくて』
――夫の留守に、ぼくは義姉の“足”を見ていた。
主人公(20代の義弟)は、兄夫婦の家に数日間居候することに。
ある日の午後、兄は仕事で不在。
リビングでくつろぐ義姉は、白い靴下を履いたまま読書をしていた。
無防備に投げ出された足元に、主人公の視線は釘付けに――。
最初は何気ない日常。
でも、ふとした仕草や会話、視線の交錯で空気が変わっていく。
義姉も気づいている。けど、知らないふりをして挑発してくる。
「靴下、好きなの?」
「…汚れてるの見たい?」
「あんたがそういう目で見るから、困っちゃうな…」
――崩れるのは、時間の問題だった。
静かな午後。
リビングのソファに腰かけた義姉は、足を組み替えながら文庫本をめくっていた。
白い靴下。
洗濯したてじゃない、少しだけ毛玉の浮いた、日常の中にある白。
そのかかと部分が、うっすらとグレーにくすんでいた。
ぼくは、目を逸らせなかった。
「……なに見てるの?」
義姉の声に、心臓が跳ねる。
「べ、別に……ただ、足……その、靴下が」
「靴下?」
彼女はくすっと笑った。
「そんなの見て楽しいの? 変わってるね」
指先で少しだけ、靴下の口ゴムを引っ張って、パチンと戻す。
その何気ない動作に、喉が鳴った。
「……あのね、〇〇くん。あんまりじっと見られると、恥ずかしいよ?」
笑ってるのに、その声は、どこか火照っていた。
義姉は本を閉じ、片膝を立ててソファに深く座り直した。
白い靴下が、膝の上に重なる。そこに、ぼくの視線がまた吸い寄せられる。
「やっぱり、見てるね。……足、好きなの?」
ぼくは黙ったまま、喉が詰まるのを感じた。
彼女の声は優しいのに、どこか確信を持っているようだった。
「うちの旦那、ああいうの全然興味ないのよ。靴下とか、服とか、ぜんぶ適当」
言いながら、義姉は自分の足首を両手で抱えるようにしながら揺らした。
「でも……誰かに“見られてる”って思うと、ちょっと……ゾクッとするね」
その仕草も、その言い回しも、たぶん無意識じゃない。
ぼくを試してる。遊ばれてる。でも、抗えない。
「…義姉さん、それ……わざとですか?」
ぼくの声は、自分でも驚くほど低くて、震えていた。
彼女は、ふっと笑って目を伏せる。
「わざとだったら、どうするの?」
しばらく沈黙が落ちた。
テレビの音も、時計の針も、聞こえなくなった気がした。
「触ってみる?」
息が止まる。
「えっ……」
「靴下。どうしても見たいんでしょ?だったら……ちゃんと見て。ね」
義姉は、片足をすっとぼくの膝の上に乗せた。
白いソックスの先が、目の前にある。
ほんのりぬくもりを感じる距離で――理性が、軋む音を立てた。
膝に乗せられた足は、じんわりと温かくて、柔らかかった。
靴下越しに伝わる感触――布の中にある、生きた肌の存在。
ぼくは震える手で、その足首に指を添えた。
「……ほんとに、触るんだ」
義姉は、そう呟きながらも足を引っ込めなかった。
むしろ少しだけ力を抜いて、ぼくに預けてくる。
指先を滑らせるように、足の甲をなぞる。
布越しの感触なのに、直接肌に触れているような錯覚に、喉が乾いた。
「……ねぇ、〇〇くん」
義姉の声が、さっきより低く、湿っていた。
「靴下のまま、って……興奮するの?」
ぼくは何も言えなかった。ただ、うなずくことしかできなかった。
「そう……なんだ」
義姉は、少しだけ身体を起こして、ぼくの耳元に顔を寄せる。
「だったら、そのまま……もうちょっと、してみて?」
足が、ぼくの太ももに押し当てられる。
布越しに擦られた感触が、腰の奥に響いて――理性の残り火が、ぷつんと音を立てて消えた。
ぼくは、義姉の白ソックスを両手で包み込み、そのまま顔を近づける。
鼻先に触れるのは、柔らかい布と、微かな体温の匂い。
そして、そっと、キスをした。
布の上から、つま先に。何度も、何度も。
義姉は、息を止めたように静かだった。けれど、次の瞬間――
「……キス、してくれるんだ」
「じゃあ……私も、脱がないままで……いい?」
ぼくの返事を待たずに、彼女はソファに倒れ込んだ。
その足は、靴下を履いたまま、ぼくの体に絡みついてくる。
布越しの愛撫、重なっていく息遣い、
すべてが、“脱がせない”という選択によって、よりいやらしくなっていった。
白い靴下を履いたまま、義姉はソファに背を預ける。
うっすらと汗ばんだ足先が、ぼくの胸元を撫でるように動いた。
「……すごいね、〇〇くん。靴下だけで、こんなに……」
義姉は足を絡めたまま、恥ずかしそうに目を伏せる。
けれど、その足先はまるで意志を持っているかのように、ぼくを誘っていた。
ぼくはその足に再びキスを落とし、ふくらはぎから太ももへと、舌を這わせるように舐め上げる。
布越しなのに、いや、布越しだからこそ、淫らさが際立っていく。
「や、だ……そんなとこまで……靴下のまま……変な感じする……」
声とは裏腹に、義姉の身体は拒まない。
むしろ震えているのは、快感のせいだとすぐに分かった。
スカートの奥へ、足先がぼくの腰を引き寄せる。
身体が触れ合う瞬間、靴下の白さがいっそうまぶしく見えた。
「ねぇ……中まで、入れるの?」
「……はい」
「靴下、脱がせないで……ね」
その言葉に、全身が熱くなる。
理性も、罪悪感も、すべてが溶けて消えていった。
白い靴下を履いたまま、義姉とひとつになった。
くちゅくちゅと水音が静かな部屋に響き、ソファがきしむたび、
義姉は小さく声を漏らし、足先にぎゅっと力を込める。
つま先がピンと伸びた時、彼女は小さく震えて果てた。
ぼくもそのまま、深く達して――
「……ん、んふ、うそ……靴下のまま、こんなに……」
乱れた髪、赤く染まった頬、そしてまだ履かれたままの、くったりとした白ソックス。
「……これ、クセになりそう」
義姉のそのひと言で、ぼくはまた、罪の味を覚えてしまった。
🧦 完 🧦